皆様こんにちは。
シルバー鋳造・研磨工場の細田です。
さてさて、今回は前々回に書いたシルバーという素材ついての続編(笑)
真鍮について書きたいと思います!!
真鍮…恐らくアクセサリーの見積もりをされた方なら聞いたことがある素材だと思います。
そもそも真鍮とは別名黄銅
素材は銅と亜鉛との合金でできています。
メッキをしない(生地)と黄色(金色)をしており、さびにくい素材です。
鋳造・加工が容易なので機械器具・日用品・工芸品などに広く用いられています。
単に真鍮と言っても実は様々な種類があります。
■七三(しちさん)黄銅:亜鉛が30%のもの
■金色合金:七三黄銅よりも亜鉛が少ないもの
■四六(しろく)黄銅(ムンツメタル):亜鉛が40%のもの
■六五(ろくご)・三五(さんご)合金:亜鉛が65/35%のもの
■トンバック:亜鉛が8~20%のもの
■丹銅:亜鉛が3~22%のもの
…こんなに種類があるなんて驚きですよね?
実はこれ以外にも特殊黄銅と呼ばれるものもあります。
これは亜鉛に別元素を加えた黄銅の事をいいます。
■亜鉛+錫(スズ)=ネーバル黄銅・アドミラルティ黄銅
■亜鉛+マンガン=マンガン青銅
■亜鉛+ケイ素=シルジン青銅
■亜鉛+アルミニウム=アルブラック
■亜鉛+鉛=ハードブラス
他にも調べれば色々と出てくるかもしれません。
真鍮はコスト的にも大変嬉しい素材です。
簡単に言ってしまうと
高→→→→→→→→→→→→低
シルバー→→真鍮→→→合金
シルバーアクセサリーを検討されている方でも
コスト面が不安…という時には真鍮でも検討してみてください☆
ではでは、次回をお楽しみに!!