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ピアスの歴史

ピアスの歴史は非常に古く、数千年もの歴史があると言われています。古代エジプトなどでは王族や貴族は20歳になり成人を迎えると、大人の階段をのぼった証になるピアスをする習慣があるようです。ピアスの発祥は、邪悪な存在から身を守るためのものとして使われてきたようで、つまり「魔除け」のことです。古代では、人間が病気などをするのは悪魔の仕業であると信じられていて、人の体に開いている穴は外界から魔物が入ってくる場所と考えられてきました。悪魔は光物に弱いと言われることから、金属製品を身体につけていれば悪魔が近づきにくいと考えたようでした。その他、宗教上の理由や願掛けの意味や、戦死した兵士の身元確認用の目的があった時代もあるようです。

かなり古い時代では環状の物が多かったようで、日本などでも輪に鎖がついていてそこに様々な飾りを付けたらしき物が発見されています。仏教用語ではピアスホールのことを耳朶環(じだかん)と呼び、そこに装飾品を付ける事は知恵や幸運を呼ぶとされていました。仏教の開祖である仏陀も後に華美な装飾品は必要ないということにはなりましたが、ピアスを付けていたという記述があるそうです。

日本でも古くからピアスの歴史があります。縄文時代では貝や石、粘土などでつくられた耳飾りのが発見され、当時の中国から伝わったとされています。当時の人々はお洒落で着けていたのではなく、結婚や成人といった式典時の呪物であったり、男女の区別のための用具であったと考えられています。
明治時代では洋装とともに、ピアスも外国から紹介されたでしょうが、普及には程遠いものでした。ピアスが私達の生活のなかに溶け込むのは、戦後になってからになります。戦後、洋装の普及とともに、高度経済成長期からバブル時代がやってきて、1990年代からはピアスの時代になってきます。地金部分も少ないので安価で、活動しても紛失しにくいところが人気の秘訣なのでしょう。


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