シルバーアクセサリー/デザイン・原形制作・鋳造・研磨

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シルバーの産出について

シルバーは白銀色の美しい色合いを持つため、古来より珍重されて、今でもアクセサリーやジュエリーとして使われる以外に、歯科治療、殺菌剤、写真分野、食品など、様々な分野に用いられています。ここでは皆に愛されてるシルバーの産出について紹介します。

シルバーは主として硫化物鉱床中に存在しており、自然銀・砂銀として産出されることは極めてまれでした。そのため、かつては砂金の形態で産出される金よりも産出量が少なかった時期もあり、その希少性ゆえに20世紀に入るまでは金と並んで主要通貨として使用されていました。

しかし、シルバーの精錬技術の発達と、19世紀に入ってからの大銀山の発見によって、シルバーの生産量は増加し、採掘したシルバーの総量は金の約15万トンを大幅に上回っております。

今世界で最もシルバーの産出量の多い国はメキシコですが、江戸時代初期の日本は、世界的に見てもシルバーの産出は一位であったと言われています。17世紀初頭の最盛期には、日本産のシルバーは世界の生産量のおよそ3分の1~4分の1を占めていたと考えられています。

戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山である石見銀山は、世界の産銀量の15分の1を産出したと言われています。

石見銀山の周辺には大江高山火山群の噴出物が広がり、その下位には都野津層群が分布しています。都野津層群は鮮新世末から更新世に形成された地層で、西側に広く断続的に分布し、赤い色が特徴の石州瓦の陶土にも使われています。また、都野津層の下層には、中新統の火山岩と火砕岩類、堆積岩類が分布しています。
その鉱床は2つのタイプの鉱床で、鉱脈鉱床である永久鉱床と鉱染鉱床である福石鉱床からなります。シルバーを多産したのは、地表近くに分布する福石鉱床であり、母岩となる岩石自体に鉱物を溶かし込んだ熱水が染み込んで鉱石ができたものです。福石鉱床の主な銀鉱物は、輝銀鉱、自然銀などの比較的単純な銀化合物です。

石見銀山は戦国時代豊臣秀吉と徳川家康によって直轄銀山として採掘されていましたが、江戸時代にはいると鉱脈が絶え、現在は廃鉱になっています。


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