こんにちは。
和心シルバー鋳造・研磨工場の高瀬です。
なにか今日はイヤな暑さですね。
曇っているのにジリジリジメジメ暑い・・・。みたいな。
日本の夏ももう少しからっとした暑さになってくれないものか・・・。
海沿いの実家にでも避暑に行こうかしら。
あ、そうそう。
和心の夏休み日が決定したのでお知らせします!
下記日程はお電話でのお問い合せ等つながり悪くなると思いますのでご了承くださいませ。
和心夏季休暇期間:2013年8月13日~8月16日
19日月曜日から通常営業いたしますので、ぜひお問い合せください。
さて、昨日はパールの特殊効果についてお話しましたね。
今日はすっっごく個人的なお話で申し訳ないのですが、私の一番好きな石について書こうかなと。
私が一番好きな石は「ラピスラズリ」です。
「ラピスラズリ」は洋画では「ウルトラマリン・ブルー」という顔料絵の具の材料に、
日本画でも和名「瑠璃」として岩絵の具として使われています。
基本的にアフガニスタンなど一部の地域でしか採取できない鉱石のため、昔から珍重されていたようですね。
仏教でも「七宝」という特別な7つの宝石の一つに数えられています。
「ラピスラズリ」は複数の鉱物が合わさってできた混合物です。
主成分となっているのは「ラズライト」と呼ばれる青い石ですが、その他にも様々な鉱物が交じり合ってできています。
しばしば金色の石「パイライト」が点状に混ざっており、青い天球儀のような美しい姿を持ちます。
どういう「ラピスラズリ」を高品質とするか、については2種類の考え方があります。
一般的には「パイライト」化合物が美しく分布しているもの。
ないしは「パイライト」がほぼ含まれていない真っ青なもの。
対象的ですが、「ラピスラズリ」は「パイライト」が含まれてこそと考えるか、
宝石は混じりっけがないほうがより高価値であると考えるか、要は好みということになります。
宝石研磨を勉強した時に先生に言われたことですが、一個一個顔の異なる石との出会いは一期一会。
同じものは一つとしてありません。
気に入ったものと出会ったら、後悔のないようにしてくださいね!!
「ラピスラズリ」はシルバーアクセサリーとの相性もいいですよ。
気に入ったルース(裸石)を見つけたらとりあえず買っておくのも有りだと思います!!
ではまた明日ノシ